玉城デニー知事が無料通信アプリLINE(ライン)を通じて発信した、城間幹子那覇市長の「1期目の公約達成率96%」という表記が誤りであることが、城間氏選対事務所関係者への取材で18日までに分かった。正確には「公約着手率96%」。八重山日報社の取材に対し城間陣営の関係者は玉城氏へ「訂正するよう伝える」と話した。
「達成率」と発信されたのは17日午前8時2分。「今日は『城間みきこ』那覇市長がいかにすごい女性市長かをご紹介します。1期目の公約達成率は、なんと96%」と示されていた。続けて、城間氏に関する3種類の画像を発信しており、画像にはいずれも「公約96%実現の実力」という達成率を思わせる文言が入っている。
18日午後5時1分に玉城氏のアカウントが発信した内容には「達成率」という文言は見当たらないが、代わりに「公約96%実現の実力はすごい」とされている。
同様の事態は伊波洋一参院議員の15日のツイッターでも確認されている。現在も城間氏支持者らによる「着手率」、「達成率」、「公約〇%実現の実力」などの用語の混同が目立っている。