八重山高校(仲舛盛順校長)は18日午前、交流のため石垣入りした姉妹校の岩手県立盛岡第四高校の生徒9人の歓迎会を同校体育館で開いた。盛岡第四高の生徒らは地元舞踊の「さんさおどり」を披露し、生徒たちから大きな拍手が送られた。
八重高の中村均教頭は「23年続く交流。一週間楽しく過ごして下さい」とあいさつ。盛岡第四高の佐々木佳史副校長は「岩手は10度、石垣は25度で、気温差に驚いた。23回目の交流を深めたい」と歓迎に感謝した。
盛岡第四高生徒代表の田代穂香さんは「友だちができるか不安だが、一週間お世話になります」、八重高の伊良部義智生徒副会長は「互いに交流し、親睦を深めましょう」と述べた。DVDで岩手県の自然、文化、伝統、食、盛岡第四高が紹介され、生徒らは熱心に鑑賞した。
盛岡第四高校の生徒一行は、ホストファミリー宅で宿泊。八重高での理科野外実習授業、西表島、由布島ツアー、八重高生徒らとの交流後、23日午前、盛岡への帰路につく。