シマムニの普及継承を要望 文化財保護審が西大桝町長に

シマムニ普及要請を西大桝町長に行う石垣会長=19日午後、竹富町役場町長室

 竹富町文化財保護審議会(石垣金星会長)は19日午後、竹富町役場町長室を訪れ、8月の同会の審議会で竹富町の各島でシマムニ(島言葉=方言)が使える人が少なくなっていることを提起し、危機感を持ち、町あげ伝統文化であるシマムニの普及、継承への早急な取り組みを要請した。

 西大桝高旬町長は「要望のシマムニ普及継承は私の行政指針のふるさとづくりとつながる。文化継承できるよう積極的に具体的に取り組みたい」と答え、仲田森和教育長は「老人会との協力、島外からの教諭らへのシマムニを学んでもらうなどの工夫、学校教育になんらかの形で取り入れたい」と話した。
 また西大桝町長は「沖縄県全体であいさつを、ハイサイだけではなく、宮古、八重山の地域ごとの言葉で普及継承することが重要」と述べ、石垣会長は「島言葉忘れれば家も島も忘れ、親親戚もなくなり、あとは、ヤママヤー(ヤマねこ)だけが棲む島になる」と、自身の出身地の西表祖納に伝わる言い伝えを披露し、シマムニ継承の重要性を強調した。

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