延長、来夏に営業開始 新区画と既存区画を連結 ゆいレール 県「発展の原動力に」

県や那覇市、浦添市、周辺地区住民など、多くの関係者によって、くす玉開披が行われた=4日、浦添市前田の式典会場

 県と那覇市、浦添市、沖縄都市モノレールは4日、合同で沖縄都市モノレール「ゆいレール」の延長整備軌道の桁連結式を開いた。「ゆいレール」は2013年11月に、既存営業区間の終着駅である首里駅から、浦添市・てだこ浦西駅までの延長区画の整備工事を開始。約5年の歳月をかけ、同日に延長区間約4㌔の軌道桁が連結された。
 謝花喜一郎副知事や城間幹子那覇市長、松本哲治浦添市長らが見守る中、県や施行業者の関係者らが連結の最終工程であるボルト締めを実施。既存区画と合わせ合計約17㌔が結ばれた。

 延長区画は、来年夏ごろに営業開始を目指す。那覇空港から浦添市内までが来年中に「ゆいレール」で行き来できる予定。工事の進捗(ちょく)について、同社の仲村守常務は「今のところ、順調にいっている」と強調した。
 今回の軌道桁連結で空港利用者が乗降する那覇空港駅と、沖縄自動車道へのアクセスが容易になる浦添市・てだこ浦西駅が一本のレールで結ばれることになる。今後はレールに電力や通信のケーブルを敷設する工事や、完成している4つの新駅構内の設備施行工事などが行われる。また、国や県による検査も予定される。
 祝辞を述べた謝花氏は「交通渋滞の緩和や周辺の開発、沖縄観光の向上など、効果は高い。沖縄県の更なる発展の原動力になる」と期待を込める。
 延長区間工事費の総事業費は525億円。
 「ゆいレール」の利用者内訳は、国内外の観光客が約20%強を占めるとみられる。また通勤や通学時に使う県民の割合が多いと推計される。

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