八重山商工高校(新城英人校長)は23日午後、20日浦添市で開かれた「第14回沖縄県高校生中国語発表会」の各部門に入賞した生徒7人を校長室で激励した。同発表会では18人が入賞しており、そのうち7人が同商工生という好成績。
中国語担当の石垣麗子教諭は「これまでの中で一番多い入賞者が出た。生徒らは休日も返上し、練習に取り組んだ。やる気のある頑張りが良い結果を出した。全国大会でこれまでの2位を上回る1位を獲得してほしい」と笑顔を見せた。
入門の部・課題文で1位になった2年の仲本長尚君(16)は「日本語にないアルファベット文字のピンインが難しかった。校内予選に向け9月から練習した。ライバル校相手に力まずできた」と話し、初級の部・課題で3位になった2年の上地海春さん(17)は「うれしさ、くやしさ半々の気持ち。全国大会で力を発揮し、大会参加で多くを学びたい」と意気込んだ。
上位入賞者は12月8日に京都外語大学で開かれる全国大会に派遣される。
入賞者は次の皆さん。
【入門の部】課題文「優しい小熊のお話し」▽1位=工業情報技術科2年仲本長尚▽2位=同2年波照間巧海
【初級の部】課題文「井の中の蛙」▽3位=商業観光コース2年上地海春
【朗読の部】「虎の威をかりる狐」「胸に成竹あり」▽2位=商業観光コース1年入里奈留美▽3位=同1年砂川莉凛
【スピーチの部】「私と中国語」▽2位=商業観光コース2年中川咲穂、「私は中国語をマスターしたい」▽3位=同2年塩川莉世