県は25日、今年度の県入域観光客数が519万7千300人で過去最高を更新したと発表した。対前年度比で15万1千200人、率にして3.0%増だった。ただ、9月の入域観光客数は80万1千500人で、対前年同月比で3万5千600人減少した。
上半期の観光客数が過去最高になったことについて県は、官民一体となった誘客プロモーションの効果、国内外からの航空路線の拡充、クルーズ船の寄港回数の増加が要因になったとしている。
9月の入域観光客数が前年度より少なかったことについては、台風による影響を指摘する。関西国際空港が一時的に閉鎖されたことで、関西からの観光客が大幅に落ち込んだことが原因としている。