日本トランスオーシャン航空(JTA・丸山潔代表取締役社長)と㈱円谷プロダクションとのタイアップによる特別デザイン機「ウルトラマンJET」が30日、那覇空港から南ぬ島石垣島空港に到着した。今後は沖縄と羽田、関西国際、福岡を結ぶ路線で4月まで運航される。
我那覇宗広八重山支社長、黒島勝八重山営業所所長、上里修石垣空港副所長らが横断幕で初就航を歓迎した。
「ウルトラマン」の脚本家、金城哲夫氏は南風原町出身。同町にある金城氏の資料館が「訪れてみたい日本アニメ聖地88(2018年版)」に選ばれたことがきっかけで就航が決まった。
金城氏の弟で同館館長を務める和夫さん(71)は「就航を機にウルトラマンの生みの親の兄の足跡を知ってもらい、多くの人にウルトラマンのルーツを探りに来てほしい」と期待している。
我那覇支社長は「安室JETに継ぐ企画。これまで、ヤンバルクイナ、ジンベエザメ、空手のデザインで沖縄をアピールしてきた。ウルトラマンゆかりの地・沖縄をPRし、沖縄観光を盛り上げたい」と意気込んだ。