菅義偉官房長官は30日、沖縄県の富川盛武副知事と首相官邸で会い、世界自然遺産候補「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の2020年登録に向け、来年2月までの国連教育科学文化機関(ユネスコ)への再推薦を求める要望書を受け取った。「可能な限り早くできるよう作業を進めたい」と応じた。遺産の地元町村の首長らも同席した。
菅氏は登録後の観光客増で周辺住民の生活環境に影響が予想されることには「政府が着実に対応する」と述べた。
富川副知事らは環境省も訪れ、再推薦を中川雅治環境相に求めた。中川氏は「確実な登録を目指していく」と応じた。富川氏は記者団に「要望を前向きにとらえてもらった」と述べた。
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