沖縄総合事務局は2日、琉球泡盛の海外展開を促進するため官民の関係者が一体となった取り組みを推進する「琉球泡盛海外輸出プロジェクト」の第3回会合を開き、有識者や内閣府沖縄振興局、県酒造組合、民間企業など関係団体が集まった。
沖縄振興局の村上勝彦参事官は、琉球泡盛など日本産品の輸出促進に向け、2019年度は今年度より予算を増額要求し、政府を挙げて取り組んでいると報告。また同プロジェクト行動計画の実施状況について、県酒造組合によるリニューアルしたWEBサイト「泡盛百科」の公開や(一社)沖縄観光コンベンションビューローによる香港・台湾・韓国での普及イベントの実績などを紹介した。
顧問の宮腰光寛沖縄担当相はあいさつ(代読)で「2020年までに輸出量倍増という目標に向け、皆様から具体的なご提案をいただきたい。私からは泡盛振興に取り組む民間ビジネス関係者の化学反応を促すためのプラットフォームのようなものが構築できないかと考えている」と述べた。