第54回石垣島まつり(同実行委員会主催)が3日、新栄公園を主会場に開幕した。懸念された雨もあがって絶好のまつり日和となり、家族連れや観光客が晴天のなか各種イベントを楽しんだ。市民大パレードは4日、午前11時から新川小学校前でスタートする。
オープニングセレモニーは午後12時スタート。幕開けを飾ったのは、白保子ども獅子会の子どもたち。元気な獅子舞を披露し、3頭の獅子が会場を駆け巡り、大きな拍手を受けた。
実行委員会会長の中山義隆市長は親善都市愛知県岡崎市一行などの来島に感謝し、「(初日は)ダンスバトルやBEGINの演奏で盛り上がってほしい。家族、友人お誘いあわせて来場を」とあいさつした。
岡崎市の寺田雄司副市長は第二次大戦中に岡崎市出身の兵隊が市内大浜の人々に親切にされた歴史を語り、交流に感謝。来年2月の親善都市締結50週年には、20年前に石垣市から贈呈された旗頭などを市内で展示することを発表した。
友好都市、岩手県北上市の及川義明副市長も来賓祝辞を述べた。