市内大川で音楽教室を経営している宮地春奈さん(39)がボランティアで月2回開催している「ベビーマッサージ」の5周年イベントが2、9の2日間、市健康福祉センター1階こどもセンターで開かれ、参加した親子17組がマッサージで絆を深めたほか、足形スタンプで我が子の成長を記念に残した。
イベント2回目となった9日は9組の親子が参加。この日、母親らは宮地さんの指導のもと、歌いながら赤ちゃんの体を動かしたほか、オイルを使ったマッサージでわが子の肌に触れて絆を深めた。メインイベントの足形スタンプでは、4色のインクを使用し、宮路さんが足の裏にインク塗って色紙に取った。しわまでくっきり残った記念色紙を母親らは満足そうに眺めた。
生後6カ月の上原結ちゃんと参加した佑希子さん(26)は「他のママがいることで色んな話が聞けて楽しい。取った足形スタンプはハーフバースデーの記念に両家の親に送る」と笑顔。上の子も参加していたという伊良波百香ちゃんの母の沙也加さん(41)は「スキンシップがとれるので親子で楽しめる。足形はお兄ちゃんの足形と一緒に飾る」と満足そうだった。
乳幼児だと親子で出掛けるのはハードルが高いと言う宮路さんは「ベビーマッサージが気軽に来れる場所になればと思い毎月やっている。歌を歌うことで呼吸が深くなって気持ちも落ち着く。参加することで子育ての中に歌を取り入れてもらい、家でも毎日自然に出るようになれば」と話し「今後も継続して続けていきたい」と意気込んだ。