第31回マーチングインオキナワ2018(主催・日本マーチングバンド協会沖縄支部、日本バトン協会沖縄支部)が11日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれ、石垣第二中学校吹奏楽部と八重山高校カラーガード部が金賞を獲得、全国大会出場も決めた。
25チームが出場し、全校が金賞。このうち9チームが全国大会に出場することになった。
石垣第二中は、12月15、16日さいたまスーパーアリーナで開催される「第46回マーチングバンド全国大会」(主催・日本マーチングバンド協会)への切符を手にした。
八重山高校カラーガード部は、来年2月3日幕張メッセイベントホールで行われる「第2回カラーガード・マーチングパーカッション全国大会」への出場を決めた。
「Double inspire~輝く未来へ情熱が舞う~」をテーマにした石垣第二中のステージ。高揚感のある演奏と躍動感ある演技を披露し、会場を盛り上げた。顧問の大浜安功教諭は「一つになっていると感じた。満点をあげたい」と喜んだ。「もう一度振り返って、課題を見つけながら、精神面も鍛え、自分たちのショーができるように頑張っていきたい。八重山の子どもたちの情熱を真冬の東京でぜひ輝かせたい」と全国大会への抱負を語った。
部長の前本彩花さん(3年)は「自分たちらしい今まで一番のベストショーができた。泣いて、笑って、これまで辛い練習もみんなで一緒に耐えてきた。課題を克服して全国でたくさんの人に二中のパワーを見てもらえるような演奏演技をしたい」と意気込みを語った。
八重山高校は「Here I Stand」テーマに大人っぽい選曲と人の成長を表現したショーを繰り広げた。部長の黒島千愛さん(2年)は「楽しく踊りきれたが、悔しい部分もあった。全国に向けて明日から切り替えてみんなで日本一を取りたい」と決意を新たにした。