貴重な戦力 養成開始 子育て支援研修を初開催 竹富町 

子育て支援員研修の開講式が開かれた=17日、竹富町役場(提供写真)

 竹富町初となる子育て支援員研修の開講式が17日、竹富町役場で開かれ、町内から13人の受講生が参加し、研修がスタートした。竹富町は、町内5カ所に複合施設を建設する方針を示している。同施設に支援員も配置することから、受講生は今後の貴重な戦力となる。
 子育て支援研修は、子育て支援分野に必要な知識や技能を修得した子育て支援員を養成するもの。
 研修コース受講の述べ人数は、一時預かり事業に10人、ファミリーサポートセンター事業に5人、地域子育て拠点事業に11人が参加。島別では小浜島5人、波照間島4人、西表島3人、黒島1人。
 研修は大きく分けて基本研修、共通科目、各専門研修、2日間の見学実習となり、12月14日に全日程修了となる。修了者には認定証が交付される。
 竹富町は保育対象前の0―1歳児や、町内に短期間滞在する親子の居場所づくりへの支援などを念頭に入れている。
 福祉支援課の新さとみ課長は、0―1歳児を持つ親の居場所づくりの必要性を述べ、「気軽に話せる支援員(養成)の取り組みをしていく」と話した。
 複合施設は18年度に波照間で着工予定。その後、西表東部、西部、竹富島、小浜島、西表と続く計画。

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