豪快な技に歓声 モーターフェス、今年も盛況 沖縄市

特設ステージでは、トライアル競技の国際A級スーパークラスのライダー・小川友幸氏と県内出身の若手ライダーらによるデモ走行が行われた=18日、沖縄市コザ運動公園

 モータースポーツへの理解と地域活性化を目的に毎年開催されている「コザモータースポーツフェスティバル」が17、18日の2日間、沖縄市のコザ運動公園で行われた。
 日本車のスポーツカーをレース用に改良した車が、ドリフトと呼ばれる横滑り走行を行い、レースを展開しスピードを競ったほか、ライダーがスポーツバイクに乗り、曲芸のように障害物を乗り越え、ウィリーと呼ばれる後輪のみでの走行を披露。観客を楽しませた。

 モーターフェスの開催は今年で4回目。事故時に乗員を保護するエアバックの体験コーナーや、事故の衝撃を体験する特殊車も置かれ、家族連れが体験する姿が散見された。
 同市には本格的なサーキット場を整備する計画があり、モーターフェスは、市民の理解を促進させ、認知度の向上を図る絶好の機会。市内だけでなく市外からも多くの県民が集まり、米軍関係者と見られる外国人の家族連れの姿も目立った。
 南城市から訪れた濱本元君(13)はプロライダーのウィリー走行を見て「誰でもまねできない。すごい」と興奮した様子で感想を述べた。

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