保育士確保へ面接会 浦添市 パネル展も同時開催

保育士「見える化」求人説明・面接会の様子=17日、浦添市役所

 浦添市と沖縄労働局(ハローワーク那覇)は2016年度に締結した雇用対策協定に基づき17日、市役所9階の講堂と展望ロビーで「保育士『見える化』求人説明・面接会」を開いた。市内26園による工夫を凝らしたパネルが並び、各園職員がそれぞれの取り組みなどを参加者へ説明した。
 昨年に引き続き3回目の開催となり、ハローワーク那覇の嶺井律雄次長は「現場の様子が分かるようにパネルが展示され、また生の声を得られるということで好評」と話す。
 面接会には一般求職者22人、学生9人が参加した。浦添市の長濱春菜さん(25)は、来年から保育園での就職を希望し参加。「職員間の雰囲気や行事、特色などを聞いて回った。目当ての園があったが、他の園の良さも見つけることができた」と話した。

 市前田にある小むすびの森保育園では昨年の同面接会がきっかけで1人が採用者された。友利直行副園長は「出会いの場としてとてもよい。処遇面の話も伝えることができ、後日見学、面接と採用までがスムーズ」と喜んだ。同園は保育補助のスタッフを採用し、保育士が保育に専念できる環境を作れるよう力を入れているという。
 保育士の有効求人倍率は全国的にも年々上昇傾向でハローワーク那覇管内では2017年度は4.43倍(全職種1.28倍)。保育士資格を持っているが保育士として働いていない潜在保育士は全国で保育士全体の6~7割、約76万人いるとされる。
 人材が有効活用されていない状況にあることから、行政と保育園が協力し「働き方改革」や「処遇改善」に取り組み、保育の職場の魅力を高め、働きやすい環境を整備することが近年求められている。
 浦添市内の保育園では昨年度各園の園長で構成される市法人保育連絡協議会と公立保育所所長会が保育士の「働き方改革宣言」を行い、保育士が働きやすい環境づくりに取り組んでいる。

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