沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、平良朝敬会長)と琉球放送(濱田建三社長)は23日から2日間、県民の旅行需要喚起などを図ろうと「沖縄旅フェスタ2018」を沖縄コンベンションセンターで開いた。会場内に31の地方自治体や関連団体がブースを設け、体験型のゲームや機器などを使ってそれぞれの地域の魅力をアピールした。
ブースを設けた地域と沖縄との間には航空便が就航しており、航空会社や旅行会社もブースを設置。都市部の鉄道会社も参加し、記念撮影できるコーナーなどが来場者の関心を引いた。
東北地方のブースには、今年ユネスコの無形文化遺産に登録される見通しの「ナマハゲ」が登場。ゆるキャラも会場内を練り歩き、地元をアピールした。航空会社や旅行会社は関連旅行商品を紹介。自国の様子を紹介した。
北海道の観光振興機構広報リーダーの富永泰司氏は、OCVBなどと協力し、日本の南北で魅力をアピールして、東京や大阪などの都市部でイベントが開催できればと期待を寄せる。
今年の震災について「観光への影響は全くない」と強調した。
会場では、OCVBとフィリピン観光省との間で観光協力に関するMOU(覚え書き)も締結された。