陸自祭で活動アピール 模擬訓練や装備展示も

式典で行進する第15旅団の隊員ら=25日、那覇駐屯地

 陸上自衛隊第15旅団(旅団長・原田智総陸将補)は25日、駐屯地を一般に開放し、訓練公開や装備品展示を行う陸自祭を開催した。通常は部外者立ち入り禁止の那覇駐屯地がこの日は午前9時から午後2時半まで入退場自由。足湯施設の開設や自衛隊車両の展示、陸自と空自の音楽隊による演奏会などが開かれ、家族連れでにぎわった。

 式典には約600人を動員。宮古島配備の準備をする部隊からも人員が初めて参加した。
 原田旅団長は、東シナ海や西太平洋で活発化する中国の動きや北朝鮮の脅威に触れ「南西域での抑止力の役割を果たしていく」と強調した。
 式典後、空砲射撃を行う大規模な模擬戦闘の様子が公開された。車両やヘリが投入され、占領された地域を奪還する訓練が行われ、米海兵隊も初めて参加した。米海兵隊の水陸両用強襲車(AAV)も昨年と同様に展示され、順番待ちをする県民が長蛇の列を作った。隊員や車両が来場者の前を行進し、部隊が紹介される観閲行進もあった。
 来賓あいさつで下地幹郎衆院議員は、来月改定される「防衛大綱」について「今までの考え方とは違う新たな取り組みの中で、作られるべき」と述べた。自民党の西銘恒三郎副幹事長は「自信と誇りを持って頑張ってほしい。私たちも国会の場から支える」と激励した。

関連記事

八重山日報公式Twitter

ページ上部へ戻る