1月から特別公演 開場15周年記念で 国立劇場おきなわ

来年1月で15周年を迎える国立劇場おきなわの記念公演を発表した出演者ら=27日、浦添市の同劇場

 来年1月で15周年を迎える浦添市の国立劇場おきなわは27日、同劇場で来年1月から3月まで、開場15周年記念特別公演を上演することを発表した。組踊、琉球舞踊、三線音楽、沖縄芝居、民俗芸能に加え、県外の芸能や新作作品などを盛り込んだ。
 1月12日は記念公演の幕開けを飾り、琉球舞踊と組踊「辺戸の大主」が上演される。島袋光晴さん、宮城幸子さんによる祝儀舞踊「老人老女」ではじまり、古典舞踊、雑踊、創作舞踊を上演し、重鎮らの施行の技芸を披露。第2部では、組踊「辺戸の大主」(構成振付、監修・宮城能鳳さん)を活躍著しい中堅・若手らが披露する。
 同13日には琉球舞踊と組踊「孝行の巻」を上演。「孝行の巻」では宮城能鳳さん、眞境名正憲さんをはじめとした豪華な配役で披露される。
 同26日は人間国宝の照喜名朝一さんらによる「絃への誘い~三線音楽・三味線音楽~」が上演。そのほか2月8日「狂言~野村万作・野村萬斎~」、同16日「琉球舞踊特選会」、3月3日「村々に伝わる組踊・狂言」、同16、17日「王女御殿」、同23日創作組踊「人盗人」、新組踊「もどろみゆ華の命」が上演される。
 制作発表で同劇場の又吉民人常務理事兼事務局長は「来年は組踊が誕生して300年を迎える年。今後とも組踊をはじめ沖縄の伝統芸能の継承発展を図るためより一層尽力していく」とあいさつ。島袋さんは「15年前の開場のこけら落としに老人踊りを演じさせていただいた。また節目で老人踊りをと。何かの巡り合わせかなと思う」と意気込みを語った。
 国立劇場おきなわは組踊と沖縄伝統芸能の伝承振興と伝統文化を通じたアジア太平洋地域との交流を目的に2004年1月に開場し、15年間で400以上公演し、入場者は20万人を超える。 

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