卓球Tリーグ男子4位の琉球アスティーダは4日、宜野湾市立体育館で今季第9戦を戦い、2位のT・T彩たまを3対1で下し、でホーム初勝利を果たした。通算成績3勝6敗で勝ち点11となり、上位2チームと並ぶが、得失マッチの差で4位。
琉球はダブルスの第1マッチで陳健安・江宏傑が彩たまの平野友樹・鄭栄植に0対2で敗れたが、第2マッチでエースの丹羽孝希がティアゴ・アポロニアに3対1で勝利し流れを引き戻した。第3マッチは荘智淵が鄭栄植に1点ポイントを取られるも3対1で逆転。第4マッチの陳健安は吉村真晴を3対0でストレート勝ちした。
琉球の外間政克監督は第1マッチのダブルスについて「いろいろなペアを試し、試行錯誤している状態」とし、シングルスで逆転できたことについて「良い仕事をしてくれた」とたたえた。ホーム初勝利について「たくさんの人に来ていただいてとてもうれしい」とファンと喜びを分かち合った。
丹羽は「ダブルスで負けても、琉球はシングルスの3点がすごく強いので自分が勝っていい流れにしたかった」と試合を振り返った。「3連敗で出遅れたが、勝つことができて勝ち点11で3チーム並んだ。流れに乗って3月のプレーオフに進めるように頑張る」と意気込みを語った。琉球の本拠地初勝利に集まったファンたちは歓喜した。(安室陽介)