スクランブルの実演も フェスタに大勢の航空ファン 空自那覇基地

スクランブルがあり、緊急発進があったとの想定で実演された地上滑走の様子。操縦者に手を振る人の姿もあった=8日、那覇基地

 天皇陛下の御在位30周年を祝賀し、航空自衛隊那覇基地の「美ら島エアーフェスタ2018」が8日から始まった。初日は朝から集まった航空ファンが開放された那覇基地に入り、展示された戦闘機や輸送機、大型車両などを見て回った。航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」による展示飛行も行われ、観客の目を楽しませた。エアーフェスタは9日も午前10時から午後4時まで開催される。

 那覇基地に所属する部隊だけでなく、県外の部隊からも戦闘機や輸送機が参加。操縦室で記念撮影できるコーナーもあり、入場者が長蛇の列を作った。
 那覇基地で頻繁に実施される対領空侵犯措置(スクランブル)も披露された。戦闘機が緊急発進し、国籍不明機などを退去させる緊迫する任務だが、実際に発令されたとの想定でパイロットが機体に乗り込み、滑走路へ向かうまでが実演された。
 会場内には、戦闘機を牽引する車両を使った子供向けのアトラクションや、来年に退役する予定の戦闘機を記念塗装した特別機の展示なども行われた。
 格納庫にはステージやブースが設けられ、空自音楽隊のライブや、県内出身で県外の基地に勤務する隊員の業務紹介などが行われた。
 宜野湾市から家族で参加した白井賢一さん()は「いろいろ充実している。良い休日の楽しみになる」と笑顔を見せた。

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