第41回八重山古典音楽コンクールの合格者72人の授賞式が8日午後3時から、市民会館大ホールで開かれた。八重山古典音楽協会の上地宏芳会長が一人ひとりに賞状と賞牌を手渡し、さらなる精進に期待した。
喜舎場英勝審査委員長は「自分が苦手とする部分を見つけ、課題をもって稽古に励めば、きっと克服できる」と激励。八重山広域市町村圏事務組合の中山義隆理事長(石垣市長)(代読)は「コンクールは優秀な新人を育成し、八重山の音楽文化の発展向上に大きく寄与している」、八重山日報社の宮良薫社長は「貴重な芸術を正しく守り、新たな創造への道を開く意欲を培ってほしい」と述べた。
コンクールには三線、笛、筝曲、太古の部に164人が挑戦。授賞式後に開かれた発表会では、難関を突破した合格者たちが晴れの舞台を踏んだ。