横浜マリノス㈱のチーム統括本部職員と石垣島プロサッカーチームキャンプ誘致協力会の比嘉信裕会長が11日午前、石垣市役所を訪れ、中山義隆市長に来年1月のキャンプ実施を報告した。キャンプは1月18日から27日までの10日間で、昨年より1日長く、今回で2度目。訪れるメンバーは未確定で1月10日のチーム始動以降に確定するという。
マリノスのチーム統括本部のチームオペレーションダイレクター・袴田聖則さんは石垣市に決めた要因として芝生の状態やホテルなどのハード面や、市のバックアップ体制、特に温暖な気候と美しい自然を指摘。「チーム立ち上げのキャンプ。気候が温かいと自然と笑顔になり、選手間のコミュニケーションも弾む」と笑顔で話した。
比嘉会長は「来てほしいという声が多く、石垣市のサッカー人口、特に少年・少女も増えている。夢を与えるチャンスが1つ増えた」と述べ、「目標は継続。来年、それ以降と使用してもらえるように、市民一体となり頑張りたい」と強調した。
中山市長は「キャンプに来てもらえることで、地元の子たちに大きな刺激になる。間近でプレーや練習姿勢を見ると、子どもたちの技術力が向上し、サッカーへの情熱も盛り上がる」と述べ、「しっかりと準備したい」と約束した。