石垣市こども家庭課福祉係は11日午後、市内で4つ目となる「子どもホッ!とステーション」を大浜・磯辺地区県営磯辺団地自治集会場に開設した。中山義隆市長、平良秀之市議会議長らが参加して開所式が開かれた。
開所式では関係者によるテープカットが行われ、中山市長は「磯辺地区の皆さんや関係者の尽力により開所できた。地域の子どもたちの心のよりどころ、学習支援の場、地域の子育て支援の交流の場として活用していただきたい」と述べた。平良議長は「安心した子育て支援の場所づくりをバックアップしたい」とあいさつ。
磯辺団地自治会役員の桃原伸也さんは「ホットステーションが果たす役割を考えながら活動したい」、同施設を受託した㈱ゆにばいしがき、の津嘉山航代表取締役は「スタッフはベテランぞろい。子どもを地域で支え、大人の雇用促進の場としてもつなげたい」とそれぞれ語った。
同ステーションは大川、登野城、真希良地区に続くもので、子どもの貧困対策として2016年度から「子どもの居場所運営事業」を実施している。
利用対象者はおもに小学3年生までの低学年、ひとり親世帯、通所が必要と市が認めた世帯の児童。定員は30人で随時受付。学習支援、おやつや軽食の食事支援、自主性や社会性を向上させる遊びなど、生活指導を通し子育て支援を行う。
申請、問い合わせは、=石垣市役所こども家庭課福祉係℡0980・87・0771。