東村の伊集盛久村長は12日、来年4月の任期満了で退任する考えを明らかにした。同日の東村議会定例会の一般質問で神谷牧夫村議に答弁した。
2007年から村長を務めてきた伊集氏は、現在3期目。村営住宅などによる定住の促進、子育て支援、高齢者向けにはふるさと納税でのコミュニティバスの運営などを実現してきた。積み残したのは総合運動公園の整備で、用地取得問題があり、当初の計画通りには進まなかった。
伊集氏は議会で「村民、議会、職員、私の後援会の皆さんの協力で、3期に渡って村政を運営することができ、心から感謝と敬意を申し上げる。『花と水とパイン』の村をキャッチフレーズに、村民と交わした諸公約を積み残した部分もあるが、次期村政に任せたい」と語った。