沖縄振興費3010億円 市町村事業、直接支援へ 医療拠点整備費など増額

 沖縄振興費は8月の概算要求に3190億円を計上。玉城氏は10月の知事就任以来、概算要求の満額実現を求めていた。
 玉城デニー沖縄県知事就任後初の予算編成。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡る対立が影響し、約束した3千億円台の「ほぼ底値」(自民党議員)が続いたとの見方がある。宮腰沖縄担当相は「直接は関係ない。実質的に必要な額は確保されている」と強調。「厳しい財政状況だが、従来の政府方針の通り、3千億円台の予算を確保できた。有効に活用し、沖縄振興に全力で取り組む」と述べた。
 沖縄振興を巡っては安倍晋三首相が13年末、当時の仲井真弘多知事に21年度まで年3千億円台を確保すると約束。辺野古移設反対の故翁長雄志前知事が就任してからは、減額傾向が続いてきた。

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