玉城デニー知事は21日、航空自衛隊南西航空方面隊司令官の上ノ谷寛空将の表敬訪問を受けた。玉城氏は自衛隊について「県民は自衛隊に領土や領空、領海を守ってもらうことを認知している」と話した。
上ノ谷司令は空自が実施する対領空侵犯措置「スクランブル」について2004年から右肩上がりに増加していると説明。近年は全国で年間に1千回を超えるスクランブルがあり、8割、9割が那覇基地からの出動で、対中国が多くを占めるという。「向こうも質が上がっている。スクランブルだけで(相手の)体制を把握するのは難しい。24時間の監視体制を取っている」と説明した。