「平成」として寿(ことほ)げる最後の正月に向け、石垣市内の大型スーパーでは着々と準備が進められている。㈱サンエー(上地哲誠代表取締役社長)の石垣シティ(眞榮城学総合店長)=真栄里=では、新年に向け余念がない。
同店は27日から31日まで、入口で正月飾りのブースを設置し、しめ縄・しめ飾り、門松、炭、自動車飾りなどの縁起物や盛花セットなどが来店客を出迎える。最も売れるのは八重山育成園の「石垣島しめ縄」で、大・中・小の3つのサイズから選べる。
年末から正月の準備、おせち料理、正月の御馳走に必要な商品がリストアップされた「お買物チェックリスト」も入口で自由に手に取ることができ、来店客からは好評だという。
同店では年間を通じて船便での離島配送サービスにも力を入れており、同店で1000円以上購入すると離島浅橋ターミナルまでのシャトルバス無料引き換え券を受け取ることができ、離島からの来店客に喜ばれている。今月15日から31日まではシャトルバスを増便して対応している。
眞榮城総合店長は「離島が多い石垣島なので、いろんな方面からのお客様に対応でき、気持ちよく買い物してもらえるように年末年始の惣菜(そうざい)を豊富にそろえて、お待ちしています」と笑顔で話した。
同店の食品フロアは29日、30日の2日間のみ午後11時まで営業している。衣料フロアは通常通り午後10時まで。