那覇青年会議所(那覇JC)(天願邦弘理事長)は6日、那覇市奥武山の沖縄護国神社で新春もちつき大会を開き、もちをお汁粉にして参拝者に無料で振る舞った。
10㌔のもち米を用意。親子連れなどが数回に分けてうすに入れ、きねでついた。予想を超える人が集まり、開始から約30分で、もちはなくなった。
朝から曇ったり晴れたりを繰り返す空模様で、時おり小雨も降る天候だった。だが、三が日直後の日曜日だったこともあり、境内は参拝者でにぎわった。屋台も設けられ、人であふれた。
那覇JCは毎年、この時期にもちつき大会を実施しており、新年の門出を祝ってきた。昨年は悪天候で中止し、2年ぶりの開催。最初についたもちは護国神社に奉納した。振る舞われたお汁粉は合計約300杯。順番待ちの長蛇の列は途切れなかった。
天願理事長は「地域の方と直接触れ合う機会が少ないため、来年以降も引き続きやっていきたい」と笑顔を見せた。