昨年末に行われた第53回県中学校新人バスケットボール選手権大会で優勝した南城市立玉城中の男子バスケチームが8日、市庁舎に瑞慶覧長敏市長を訪ね、優勝報告を行った。顧問の下地貴之教諭は「九州大会でも優勝を目指して頑張りたい」と語り、瑞慶覧市長は「頼もしい」とたたえた。
3年生が引退し、2年生を中心としたチームが競う大会で、堂々の優勝。生徒らは、夏休みなどで走りこみを行い、体力面を強化。身長が高い選手が多く、攻守のバランスがとれたチームだと関係者の評価も高い。県選抜へ3人の生徒が選ばれるなど、将来有望な選手もいる。
今月にも地区の新人大会があり、2月には九州派遣がかかる選抜優勝大会がある。今回の優勝で同大会への出場は決まっている。
生徒らが3年生になる来年度にも期待がかかる。県大会で準優勝し、九州大会でも3位までに入ると全国大会に進める。「可能性は高い」と関係者も期待を込める。
キャプテンの宮平健太郎君(14)は「もっとディフェンスを上達させたい。走るチームなので体力を上げたい」とチーム強化の目標を語った。