那覇八重山古典民謡保存会(大泊克会長)は13日、市内のホテルで新年弾き初め会を開催した。会員らはそれぞれの研究所ごとにテーブルに着き、司会者の合図で調弦を開始。その後、舞踊研究所の会員が登壇し舞う中、全員で三線や横笛を奏で、「鷲ぬ鳥節」などを斉唱した。
全員が参加した斉唱では、「鶴亀節」「目出度節」なども披露された。今年11月に設立40周年を迎える那覇保存会の会員らの歌声と音色は、会場内に響きわたった。
大泊会長は「今年も事業が多く控えている。5月に総会があり、11月2日には設立40周年を迎える」とあいさつ。石垣だけでなく、他県保存会の会員の協力を得て、成功させたいと意気込みを見せた。