太鼓に合わせ「はしご乗り」 曲に合わせ「一斉放水」 消防出初式

はしご乗りを披露する消防団員ら

 石垣市消防本部(宇根規光消防長)で13日午後、2019年の「消防出初式」が開かれ、多くの親子連れが、県内で唯一行われる消防団員によるはしご乗りや、DAPUMPの「U・S・A」に合わせた一斉着色放水を楽しんだ。消防行政に貢献した8個人5団体が表彰を受けた。

 式典では宇根消防長が「災害のない穏やかな年になるよう、市民と共に祈念する」と述べ開幕。中山義隆市長は、西日本豪雨や北海道胆振東部地震など自然災害による被害を挙げ、復旧・復興を願いつつ、「安全・安心を確保することは市民生活の根幹であり、消防行政の充実は責務」と述べ、市が消防力の強化に努めていると伝えた。
 市は昨年3月、消防署伊原間出張所を標高㍍の高台へ移し、北部地区の防災拠点とし、津波災害時の緊急避難場所としても活用できるようにした。また、危険物・火災に対応できる消防化学自動車の配備など、消防装備を整理し、職員を年次的に増員して消防力の強化に努めている。
 はしご乗りには消防団員9人(男6、女3)が挑戦。約6㍍の高さから難易度の高い技が成功する度に、歓声が上がった。最後は3人で「火の用心」「家内安全」「無病息災」の3つの垂れ幕を掲げた。
 はしご乗り終了後は、消防職員による救助展示訓練恒例が披露。恒例の一斉着色放水も行われたが、今年はDAPUMPの「U・S・A」に合わせて、消防職員が踊ったり、放水を上下に動かしたりして観客を楽しませた。
 このほか、女性防火クラブによる「ふるまいぜんざい」や展示コーナー、はしご車・消防両用車の乗車体験も行われた。北海道から帰省しているという川添さん家族の海翔君(3)ははしご車を体験したが、高いところにも全く動じず、乗車後、「楽しかった」と楽しそうに話した。将来は消防士になりたいという。
 表彰を受けたのは次の皆さん。
 (敬称略)
 【石垣市長表彰】
 ▽火災における早期通報等に関する功績=屋比久賢太、▽交通事故における早期通報等に関する功績=東郷清龍、▽女性防火クラブ員特別功労章=仲大底正枝、城川和子、保田盛憲子
 【沖縄県消防協会長表彰】
 ▽同協会消防団員勤続章(15年)=大嶺晃淳、内藤嘉信、▽特別表彰(内助の功)=狩俣由美(狩俣武市消防団団長夫人)
 【沖縄県消防協会八重山地区支会長表彰】
 ▽同支会賛助会員表彰KM自動車サービス(新城一政代表)・崎原建設㈱(崎原健代表取締役)・㈱東横イン石垣島(崎山多恵子支配人)・㈱石垣SSグループ(大浜一郎代表取締役社長)・大同火災海上保険㈱八重山支社(宮里大介支社長)

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