夏の参院選沖縄選挙区(改選数1)を巡り、自民党県連の選考委員会は、日本青年会議所(JC)の元会頭で、新人の安里繁信氏(49)を擁立する方針を固めた。複数の関係者が15日、明らかにした。19日の選考委員会で正式決定する。
自民党県連は昨年12月26日から今年1月12日まで公認候補を公募し、安里氏を含め4人が応じていた。
安里氏は県出身で、県内を中心に物流業などを展開するシンバホールディングス(浦添市)の会長を務める。昨年9月の県知事選に立候補する意向を表明したが、取りやめた。
沖縄選挙区には、地域政党「沖縄社会大衆党」が、琉球大法科大学院の高良鉄美教授(65)を無所属統一候補として擁立することを決めている。