「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票を巡り、宜野湾市民らでつくる「県民投票やりたい宜野湾市民たち」のメンバー10人は18日、県庁で記者会見し、不参加を表明した宜野湾市に対し、市民向けの説明会を開くよう要請したと発表した。要請文は16日に副市長へ手渡された。
説明会は26日までに開催するよう求めたが、市は難色を示し、市の広報で市民への説明を行うと答えたという。
呼び掛け人の一人、仲松典子さん(69)は松川市長が、不参加の理由を、県民投票条例が普天間飛行場の危険性除去に言及していないことを挙げたことに「判断は市民が取るべきで、投票権を奪うことはあり得ない」と批判した。