陸上代表合宿地に トルコと県、糸満市が覚書 東京パラリンピック

覚書締結後に握手し記念撮影する関係者(右から上原市長、玉城知事、エレン氏)=22日、県庁1階ホール

 県と糸満市、トルコ視覚障がい者スポーツ協会は22日、県庁で2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックの陸上競技事前キャンプの実施について、覚書を締結した。県内で事前キャンプの実施が決まったのは今回で4回目だが、パラリンピック競技に参加する選手らのキャンプ地が決まったのは初めて。

 キャンプ地は糸満市の西崎陸上競技場で、選手らは今年と大会開催直前の計2回、現地でキャンプを行う。選手9人、スタッフ6人の合計15人が参加する予定。
 糸満市の上原昭市長はあいさつで、西崎陸上競技場について「空港からのアクセスが良い。プロサッカーチームをはじめ、県外の多くのチームが合宿をしている」と紹介。糸満市についても、観光施設が充実しているとアピールした。
 トルコ視覚障がい者スポーツ協会のエレン・ユルドゥルム氏は「陸上競技施設は世界水準だ」と評価。県民と行政関係者の温かさに触れたと話し、東京オリンピック・パラリンピック以降も文化交流のための活動を続けたいと意欲を見せた。

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