㈱ユーグレナとユーグレナグループの八重山殖産㈱らは23日、両社が石垣島で生産する微細藻類「ユーグレナ」と「ヤエヤマクロレラ」が、世界で初めて「ASC―MSC海藻(藻類)認証」を取得したと発表した。
ASC認証は、環境と社会に配慮した責任ある養殖方法で生産された水産物を対象とする国際認証制度で、MSC認証は持続可能で環境に配慮した漁業で獲られた水産物を対象とする国際認証制度。いずれも、2020年東京五輪の「持続可能性に配慮した食材(水産物)の調達基準」の1つとして採択されている。
これまで、海藻はASC認証とMSC認証の対象外だったが、2018年3月にASCとMSCは共同策定基準となる「ASC―MSC海藻(藻類)認証」を発効した。
同認証の取得にあたり、出雲社長は「石垣島の美しい自然のなかで育てたユーグレナ原料とクロレラ原料を、日本のみならず海外のお客様にも安心して召し上がってほしいという思いから、グローバルスタンダードである同認証の取得に向けて動いてきた」と述べている。