沖縄本島北部にある世界遺産・今帰仁城跡では、全国に先駆けて春の訪れを告げる「第12回 今帰仁グスク桜まつり」が始まった。2月21日まで開催される。
1~2月の沖縄は桜シーズンで、濃いピンク色の花が釣鐘のように咲く「ヒカンザクラ(緋寒桜)」が開花している。上着を脱いで半そでになる観光客もいるほどの晴天に恵まれた28日の開花状況は、城跡内の場所によって2~4分咲きとなっており、2月上旬に満開になる見込み。
平成最後の同祭りでは、日が暮れてから午後9時まで、毎晩幻想的なライトアップが行われる。今帰仁城跡への入場料は大人400円、小中高生300円、小学生未満は無料。
開催期間中の週末にはイベントが催される。2月2日は午後6時から平郎門前広場でスペシャルライブが行われる。同3日には、今帰仁村事業所内のパンやスイーツ、雑貨などを販売する「桜マルシェ」が午前11時からグスク交流センター前広場で、「北山王・王妃記念撮影会」が午後1~5時まで今帰仁城跡内で開かれる。
同9、10日は、無料の琉装体験(先着30人)が午後零時~5時まで、グスク交流センター内で行われる。