沖縄県ロック協会と沖縄ジャズ協会の関係者は1日、県庁に玉城デニー知事を訪ね、表敬訪問した。玉城知事はあいさつで「ロック協会やジャズ協会がイベントを行う時は、沖縄県に後援依頼を届けてほしい」と述べ、県を挙げて音楽業界の発展を応援すると意欲を見せた。
今回、表敬訪問したのは、沖縄県ロック協会の川満和彦顧問や沖縄ジャズ協会の稲嶺盛輝会長らで、玉城氏の知事就任祝いと各団体の活動報告のため、県庁を訪れた。
沖縄県ロック協会は、若手の育成や音楽による文化振興への寄与を目的に、イベントの企画提案・運営をする団体。沖縄ジャズ協会は、市町村の音楽イベントへの出演や学校公演をし、地域の文化振興などを行う団体。
表敬メンバーの中には、玉城知事と昔から付き合いがあった知人もいた。玉城知事は笑顔を絶やさず、終始、にこやかに応じた。
玉城知事はロックやジャズなどの音楽について「チャンプルー文化で生まれ、県民に根付いているアイデンティティーの一つだ。沖縄の財産に位置づけても過言ではない」と話し、今後の発展にも協力するとした。
表敬訪問したメンバーの中からは、音楽業界とつながりがあった玉城氏が知事になったことを喜ぶ声があった。