千葉ロッテマリーンズは11日、1軍キャンプを打ち上げた。選手は雨の影響で石垣市中央運動公園屋内練習場で午前9時からウオーミングアップを開始、打撃練習などを行った後、午後零時半ごろ、鈴木大地選手会長の音頭で一本締めを行った。
鈴木選手は「中身の濃いキャンプを送ることができた。明日から(石垣に)残る選手と離れる選手で分かれるが、これからシーズンに入る上で1試合も多く勝つこと、そして日本一になることがこのキャンプを手伝ってくれた方々への恩返しだと思う」と強調。「これから先厳しいことがあるとは思うがチームの向いている方向は一つ、勝つことだけを考えて頑張っていこう」と思いを語った。
1軍は同日午後の便で沖縄本島に空路移動した。2軍は21日まで。
また打ち上げ後に特別ゲストとして、アームレスリング元日本一で石垣市議の石川勇作氏が登場。ドラフト1位の藤原恭大選手と腕相撲対決を行った。
石川氏は余裕の表情で藤原選手を圧倒。藤原選手は悔しい表情を浮かべたながらも「石垣島キャンプの時は、毎年(石川氏に)挑戦したい」と笑顔。キャンプを振り返り、「盗塁のスタートが成長した。(打撃では)全く打てなかったので自分の力をもっとつけないといけないと感じた」と述べた。これからの目標として、「フルスイングでヒットを打てるようにしていきたい」と決意した。
石川氏は「藤原選手は腕相撲でも瞬発力とスピードがすごい」とし、「(藤原選手は)石垣島の子どもたちの星なので、これからも頑張ってほしい」と述べた。