オール沖縄会議は12日、那覇市内で会見し、3月16日に那覇市の新都心公園で「辺野古米軍基地建設を断念させる県民大会」を開催すると発表した。高良鉄美共同代表は米軍普天間飛行場の辺野古移設を批判し「なぜ土砂投入を続けているのか。強行だ。これは政府の体を成していない」と強調した。
沖縄防衛局が県に通知した3月25日から始まる新たな区域への土砂投入を前に、県民大会で決議し、政府に対し、要請行動を行う予定。同会議では、県民投票の結果や国地方係争処理委員会の結論を踏まえ詳細な内容を決めるという。
玉城デニー知事にも出席を要請する。「万単位の参加者を目指す」としている。政府は、埋め立て予定海域南側の護岸に囲まれたエリアのうち、約6・3㌶の区画で昨年12月から土砂投入を始めた。