竹富町の斜里町・竹富町姉妹町盟約45周年記念の「児童交流派遣事業」出発式(前三盛敦団長)が13日、同役場で開かれた。北海道派遣に参加する児童11人は、「雪の結晶をみたい」「雪遊びしたい」など交流への意気込みを語った。派遣期間は17日までの4泊5日。
北海道訪問では知床ウトロ学校との交流や斜里町町長を訪問するほか、雪遊びに流氷ウォークなど、竹富町ではできないことが盛りだくさん。
児童の自己紹介で下地琉玄君(黒島小6年)は、「竹富町と斜里町の文化の違いを調べたい」、池田愛さん(船浮小5年)は「どんなものが凍るのか実験したい」と、気温マイナス10度以下の世界に興味しんしん。
このほか、阿久津崚平君(白浜小6年)は「おいしい物をいっぱい食べたい」、池村愛音さん(上原小5年)は「雪遊びで思い出をつくりたい」などと元気に話した。
西大舛高旬町長は、「わが町の町制、斜里町を学び、多くの絆を深めてほしい」「寒い地域だが、おいしい食べ物がたくさんある。食文化も味わってほしい」と激励した。