24日投開票の「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票の期日前投票が15日から始まった。玉城デニー知事は同日午前、地元の沖縄市役所を訪れ、投票を行った。投票後、報道陣に「埋め立てについてシングルイシュー(一つの争点)で等しく県民がその意思を的確に表すことは大変意義深い」と強調した。
沖縄市では当初、県民投票へ不参加を表明していたが、賛否の2択から「どちらでもない」を加えた3択に変更する条例改正後、参加に転じた。玉城知事は「沖縄市でも少し時間はかかったが、最終的に投票権を行使することができて一県民、一市民としても、とても良かった」と語った。
期日前投票所は、県内全41市町村の計53カ所に設置される。