辺野古海上で抗議活動 24日の県民投票前に反対派

 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する市民らが16日、政府による埋め立てが進む辺野古沿岸部の周辺海域にカヌーや小型船で繰り出し、抗議活動を展開した。辺野古移設の賛否を問う24日の県民投票を前に、反対の機運を高める狙いがある。
 小型船数隻と黄や青のカヌー約40艇は、立ち入り禁止海域を示す浮具を挟んで、海上保安庁のゴムボートとにらみ合いに。市民らは「県民投票 新基地いらない! 基地ノーに○を」などと書いたプラカードを掲げて「埋め立てやめろ」「サンゴを壊すな」とシュプレヒコールを上げた。浮具を越えて侵入したカヌーも多く、海上保安官に取り押さえられていた。

 抗議に加わった名護市の大学教員稲垣絹代さん(68)は「沖縄の民意を無視する政府が許せない。県民投票で圧倒的意思を示したい」と憤った。
 政府は、埋め立て予定海域南側の護岸に囲まれたエリアのうち、約6.3ヘクタールの区域で昨年12月から土砂投入を進めている。東側では今年1月に新たな護岸の造成を開始した。3月25日から別の区域でも土砂を投入する予定。
 玉城デニー知事は、県民投票で反対の民意を明確化させ、政府に移設断念を迫りたい考えだ。

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