協力した企業は、ゆいまーる牧場、㈱マーミヤ、㈱まぁじゅんの3企業。発表会では各企業を視察した学生が、自ら製作した30秒の企業CMを紹介し、企業が抱える課題とその解決策を提案した。
このうちマーミアを視察したグループは、課題としてかまぼこ離れと人手不足を挙げ、20代の観光客などを対象に▽真空パックの台紙に石垣の透かし紙を使うなど、包装デザインの一新▽人手不足を補い、24時間対応ができるよう、店の前などにかまぼこの自動販売機の設置▽予約管理アプリの導入▽「#(ハッシュタグ)」を利用したSNS発信―を提案した。
琉大ウェルネス研究分野では、健康、医療、スポーツ、農、美容、文化、ITなどの異分野と「観光」の融合に研究領域を拡げ、新しい連携共創のあり方を探索。世界のウェルネス市場で優位な競争力を獲得すべく、日本が誇る「長寿」を生かした「ジャパンウェルネス」の確立も目指している。