牛づくしの一日を満喫 初のファッションショーも 黒島牛まつりに2100人

体重約750㌔の闘牛「黒島ブラックパワー」は圧倒的な力の差を見せつけた=24日午後、黒島多目的広場

 第27回黒島牛まつり(主催・同実行委員会、玉代勢元委員長)が24日、黒島多目的広場を中心に開かれた。朝から断続的に雨が降る中、島内外から訪れた約2100人(主催者発表)が、食・運動・芸術など、牛づくしの一日を満喫した。
 今回初の試みとして、地元の牧場関係者と、黒島研究所や民宿など観光関係者らで行なったファッションショー「KUROSHIMA COLLECTION(クロシマ・コレクション)」が催された。牧場関係者らは、おしゃれな格好に身を包みながら、日頃の仕事内容を分かりやすくデモンストレーション。観光関係者らは奇抜ないでたちで会場を盛り上げた。

 恒例の「夢の牛お楽しみ大抽選会」で牛一頭を手に入れたのは、石垣市新栄町在住の比嘉功さん(57)。約20年ぶり2回目となる夫婦での来場で、牛まつりの翌25日は、35年目の結婚記念日という。「宝くじが当たったような気分。結婚記念日を一日前倒しして、お祝いをするつもり」とうれしそうに話した。
 プログラムは午前10時からスタート。小雨が降る中、開会前からグルメコーナーのモモ焼き売り場には行列ができ、傘をさして並ぶ人も。定番の牛汁や牛そばなどに加え、今回はメンチカツと島野菜カレーも新たに出品された。
 参加型イベントは、「牧草ロール転がし」、「沖縄角力」など、白熱した競技が見られた。男女ペアで約400㌔ある牧草ロールを乗り越え、ゴールまでの速さを競う「ジャンプDEラブロール」ではペアごとで作戦が異なり、個々の運動能力を生かしたペア、男性が四つん這いになり女性の足場になったペア、男性が女性を持ち上げたペアなど、〝愛の形〟がさまざまに見られた。
 また「牛との綱引き」では、体重約750㌔の闘牛「黒島ブラックパワー」が昨年に引き続き出場。5人一組ではなす術もなく、ブラックパワーの2年連続の完勝となった。
 ステージでは黒島出身の唄者・島仲久さんが「島仲久&ENJOY倶楽部」として出演するなど、会場を沸かせた。
 このほか、牛の爪を削る「削蹄(さくてい)」の実演、牧草ロールの側面に絵を描く「牧草ロールペイントアート」などがサブ会場で行われた。

関連記事

八重山日報公式Twitter

ページ上部へ戻る