海上自衛隊の掃海艇「ししじま」の一般公開が23、24の両日、石垣港第1号岸壁で行われ、家族連れなど多数の市民が訪れた。
掃海艇が石垣島で一般公開されるのは昨年2月以来。23日は251人、24日もほぼ同数が見学した。海自沖縄基地隊第46司令の井戸康裕2等海佐は「掃海艇は災害派遣などの任務も担う。一般公開を通して役割を理解してほしい」と期待した。
24日は天皇陛下ご在位30周年式典の日でもあり、万国旗を艦上に掲げる「満艦飾」も行われた。
掃海艇は沿岸の海上警備に従事し、港湾や頃に敷設された機雷排除などに当たる。比較的水深が浅い港にも入れるため、災害時の物資輸送や避難でも活躍する。