駐屯地建設工事 着手 仮設柵、土のう設置へ 陸自配備「防衛空白」解消 

用地造成工事の着手に伴い、駐屯地建設予定地の旧ゴルフ場に搬入された重機=2月28日午前(右写真)

 石垣島への陸上自衛隊配備に向け、防衛省沖縄防衛局は2月28日、平得大俣地区の旧ゴルフ場(ジュマールゴルフガーデン)で駐屯地建設の用地造成工事に着手した。午前中から工事用車両が続々と予定地に入り、仮設安全柵や土のうを設置する作業が始まった。石垣市の行政区域である尖閣諸島周辺で中国が活動を活発化するなど、沖縄を取り巻く厳しい国際環境を踏まえ、防衛省は陸自配備で「防衛の空白地帯」の早急な解消を目指す。

 ただ、陸自配備に反対する予定地周辺の住民らは反発を強めており、市議会では野党が陸自配備の賛否を問う住民投票条例を提案する構え。中山義隆市長は配備に協力する意向を表明している。
 この日は午前中から工事用資材を積載したダンプカーがひっきりなしに予定地内に入り、入口付近では警備員が一般人の立ち入りを規制した。旧ゴルフ場の奥には重機や作業員の動く姿が確認できた。進入路の整備が始まったものと見られる。防衛局によると、工事の安全対策のための仮設安全柵と赤土流出防止対策の土のうなどの設置が始まった。

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