【金波銀波】駐屯地の配備で「他国の標的となって危険が増す」のか…

 駐屯地の配備で「他国の標的となって危険が増す」のか「万一の備えを固めることで安全になる」のか。石垣島への陸上自衛隊配備計画を巡り、反対派と推進派の言い分は真っ向から対立している◆反対派は「軍事施設がない場所は国際法で守られるから攻撃できない」「非武装の島を攻撃すると世界中から制裁されるはずだ」と訴える。日本国憲法が「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」して国民の安全と生存を保持すると記すのと同じ考え方のようだ。「性善説」と呼ぶべきか◆だが、日本周辺を見渡しても「平和を愛する諸国民」の姿が見当たらない。尖閣諸島周辺を荒らし回る中国、核開発や拉致問題の北朝鮮、北方領土問題を抱えるロシア、最近では韓国も反日政策を激化させ「非友好国」の本質を隠さなくなってきた◆憲法の非現実性があらわになり「性善説」では国民を守れないことが改めて浮き彫りになっている。沖縄防衛局は配備に反対する住民との面談で、政府は非武装になることで安全性が増すという考えを採用していないと明言した◆平和は、国と国との複雑な外交交渉や、背後の軍事力を背景にした露骨な圧力で維持されることもある。戦争準備のような行為が、往々にして平和を実現する切り札であったりする。

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