元石垣島天文台所長で、美(ちゅ)ら星ガイド・アドバイザーの宮地竹史さん(70)の「やいまの美ら星」写真展が1日から、南の美ら花ホテルミヤヒラで始まった。宮地さんが撮影した八重山の美しい星空の写真が21枚展示され、訪れた人たちの目を楽しませている。31日まで。
宮地さんは石垣島天文台を定年退職後、石垣島をはじめ、小浜島、嘉弥真島など周辺離島で天の川などをカメラに収めた。「仕事を終え、個人の目で星空を見直した。ここには日本一美しい星空がある。この感動を伝えたい」と話した。
高知県出身。国立天文台の職員として2002年のVERA石垣島観測局建設などに尽力した。2016年の退職後、石垣島に永住。昨年は県観光功労者表彰を受けた。