「2018年度自衛隊採用予定者激励会」(八重山防衛協会など主催)が9日午後、市内ホテルで開かれ、採用予定者14人を関係者らが激励した。
今年度の採用予定者は、陸上自衛隊の一般曹候補生5人、自衛官候補生1人、航空自衛隊の一般曹候補生1人、自衛官候補生7人の計14人。一人ひとりが「自衛隊になることを後押ししてくれた両親に感謝し、自分の目標を忘れずに頑張る」、「困っている人を助け、多くの場面で活躍できるよう頑張る」など決意表明した。
激励会では国歌斉唱に続き、採用予定者が紹介。主催者代表挨拶を行った八重山防衛協会の三木巖会長は「厳しい選抜の中から選ばれた14人の若者を誇りに思う。日本の安全を守るというのは尊いこと」と激励。
自衛隊沖縄地方協力本部の松永浩二本部長は、採用予定者とその家族に感謝し、「入隊予定者数が県、八重山地区ともに増加しているのは喜ばしい。石垣にも部隊ができるが、陸上自衛隊は地域密着の組織。自分たちのまちは自分たちが守るという気持ちで、いつの日か石垣で勤務できることがあれば」と祝辞を贈った。
大浜一郎県議は「自衛隊は国民の命と財産を守る崇高な使命を持っている。災害時の献身的な活動は周知されているし、有事の際に最前線で任務を果たすのも自衛隊。多くの人たちがあなたたちを見守っている」と呼び掛けた。
このほか中山義隆石垣市長、西大舛髙旬竹富町長が来賓祝辞を行った。