石垣市長杯第8回アーチェリー石垣島大会(沖縄県アーチェリー協会主催)が10日午前、サッカーパークあかんまで開催され、公認試合となる70メートルでは、男子は619点の石井佑汰選手(日本体育大学2年)が、女子は569点の木村美保選手(同)が優勝した。
試合は6本/4分をワンセットとして、12セット計72本(720点満点)の総合得点を争うもの。
栃木県、千葉県、東京都、大阪府、大分県、沖縄本島など、国内各地から出場した総勢59人が、70メートル(53人)、50メートル・30メートル(2人)、18メートル(1人)、7メートル(3人)の各部門で、的と自分自身に向かい合った。
今回初出場を果たした中山義隆市長は635点をとり、7メートル部門で優勝した。
9日の体験教室でアーチェリーを初体験し、この日に初試合となった中山市長は、「日体大の体験教室などを通じて、市民にもアーチェリーが浸透しつつある。体験教室から競技を始めた川原壯太君も全日本チャンプになるほどレベルも上がっている。今後も合宿を続けて、石垣のアーチェリー競技の発展に力を貸してほしい」と強調した。
日体大学友会アーチェリー部の藤本浩総監督は市長の優勝を受け、「市長にも、ぜひ八重山アーチェリー協会に入ってほしい」と強く訴えた。
この日、市長杯に続き、第5回八重山アーチェリー協会会長杯嘉数カップも行われた。
市長杯の結果は次の通り。
70メートル部門男子▽1位=石井佑汰(日体大、619点)、2位=長谷川廉(日体大、618点)、3位=小野純一朗(日体大、591点)
同女子▽1位=木村美保(日体大、569点)、2位=松下千華(星翔高校、553点)、3位=鈴木日和(日体大、543点)
50メートル・30メートル部門▽1位=大盛創太(二中2年、412点)
▽18メートル部門=1位=高橋観(真喜良小6年生、506点)
▽7メートル部門=1位=中山義隆(石垣市長、635点)